病院を辞めた理学療法士はどこで仕事をしてるの?【実例7つ紹介】

病院を辞めたいけどその先が不安…

30歳を超えてるけど、ちゃんと仕事はあるのかな?

そんな不安ありませんか?
私は、8年勤めた病院から30歳で転職。
転職活動をしていた時は、めちゃくちゃ不安で何度も挫折しかけました。

今は、転職したのをきっかけに、時間に縛られすぎず仕事ができています。

私の周りでも、病院を辞め様々な場所へ転職し活躍している人が大勢います。

転職した人は口をそろえて

転職してよかった!

と言っています。

今回の記事では、そんな私の周りの体験談も含めて理学療法士の転職先、実例を7つ紹介します。

この記事でわかること
  • 若手、中堅、ベテランどんな人でも仕事は辞められるし、転職できる
  • 病院以外にも就職先はたくさんある
  • 転職先の実例を7つ紹介
しんた

理学療法士にも働き方は色々ある!

この記事を書いた人
  • 理学療法士15年目
  • 養成校 専任教員歴7年
  • 臨床現場と教員、両方の経験を持つPT
  • 自由なPTの働き方を発信中
目次

病院を辞めるときのよくある不安

  • 辞めた後に仕事がなかったらどうしよう
  • 辞めるときに揉めたらどうしよう

辞めたあとに仕事がなかったらどうしようと不安になりますよね。
30歳を超えると、仕事がないのではないのかと思う気持ちも分かります。
実際、私がそうでした。

ですが、安心してください。

しんた

仕事はあります!

世間には、理学療法士を必要としている場所はまだまだあるんです。

PTが病院を辞めたあとの仕事【実例7つ】

私の体験談をはじめ、同僚や先輩など、他の理学療法士が実際に転職をした【実例7つ】を紹介します。

◇ケース1:専門・認定の資格を活かして働く

私が病院に勤めていたころ、A先輩は脳卒中の認定療法士を取得し、脳卒中の専門病院へ転職しました。
A先輩に近況を聞くと年収は30万近くup。就職活動はとてもスムーズにいったとのことでした。

専門療法士、認定療法士を取得していれば、専門分野の診療科がある病院はやはり有利です。
求人によっては、理学療法士の資格とは別に、手当てがでるところもあります。
しかし、このケースは認定資格をとるための時間も労力も必要です。

すでに自己研鑽をしてきており、次のステップアップを目指してる方におすすめの方法です。

◇ケース2:老健など介護保険分野で働く(施設の管理者も)

医療保険領域では病院がメインですが、介護保険領域は施設や訪問リハビリなど、より地域に根ざした関わりができる分野です。
同僚のBは、私と同じ回復期病院に10年勤めたあと、老人保健施設に転職しました。
仕事の内容を聞くと、経験があることから数年で施設の管理職になりつつ、たまに現場にも出て働いているとのことでした。
給料も月10万up、年で100万円年収が上がったとのことでした。

◇ケース3:ケアマネジャーとして働く

病院で働いていると様々な職種の方と関わります。中でも関わる機会が多いのが、介護支援専門員(ケアマネジャー)の方なのではないでしょうか。
理学療法士として満5年働けば、ケアマネジャーの資格試験を受けることができます。
間接援助職として、理学療法士としては、違った形で対象者の方を支える働き方ができます。

◇ケース4:福祉用具業者で働く

病院で働いていると、福祉業者の方とお仕事をする機会も多いかと思います。
実際に、福祉業者の方から「うちで働かないか」と声をかけられ、転職した同僚のCがいました。
転職した後も、たまに業者の立場で会うこともあり、近況を聞いたりします。

「理学療法士とは違い、呼ばれたらすぐ動く迅速なフットワークが必要で、忙しいけど充実している」とのことでした。

生活環境や福祉用具のことに興味がある、生活環境分野に興味がある方には向いている仕事でしょう。

◇ケース5:運動指導士・ジムトレーナーとして働く

理学療法士は、トレーニングの理論・技術に精通しています。
そのため、病院を離れ、ジムトレーナーや運動指導士として働く道もあります。
筋トレや、スポーツトレーニングの指導、ダイエット指導など、病院ではあまり関わることができない視点で仕事をすることができます。

◇ケース6:養成校の教員として働く

もし、あなたが満5年以上の臨床経験があるなら養成校の教員になるのも選択肢の一つです。
養成校の教員は、臨床現場とはまた違ったやりがいがあり、給与面でも優遇を受けられるケースは多いです。

◇ケース7:全く違う分野で働く

理学療法士としてはもういいかな…

違う分野で働いてみたい!

仕事は理学療法士だけではありません。理学療法士以外の働き方もたくさんあります。
理学療法士にこだわり過ぎず、違う働きかたもアリですよ!

一つの仕事にこだわらなくても、働く方法はいくらでもある世の中です。

1度きりの人生。いろいろなことにチャレンジしてみてもよいのではないでしょうか?

もし、仕事がなくなるのが不安なら、副業から始めてみるのもよいです。
副業がダメでも本業を続けていれば、お金がない!という心配はありません。

上手くいけば、副業が本業になるかも…!?

転職活動に必要なこと

転職活動にあたっては、まず転職エージェントに登録しておくことが大切です。

今はその気がなくても、すぐに動けるようにしておくのは本当に大切。

こちらの記事で詳しく解説していますので、参考にしてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回は、理学療法士が病院を辞めた後のその後について【実例7つ】を紹介しました。

  • 病院を辞めたあとも仕事に困ることはない
  • 情報は常に集めて、動けるようにしておく

年齢は関係なし!

「思い立ったが吉日」という言葉があります。
転職したいと思ったらすぐ動けるように準備をしておきましょう。
働きやすくしたいなら、周りが変わるのを待っていても仕方ありません。
自分の力で変えていきましょう。

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